20204 3/1
元イスラム国幹部がアメリカが支援するシリアの反政府武装勢力の司令官として就任
https://thecradle.co/articles-id/23687

抄訳
シリア東部にあるAl-Tanif基地でアメリカの訓練を受けて、米政府が支援している反政府武装勢力のシリア自由軍(SFA)に
元イスラム国司令官が、シリア自由軍の司令官として2/29日に就任した。

「本日、シリア自由軍は司令官の交代を行い、新司令官を歓迎する。
我々は16ヶ月に渡って、シリア自由軍、周辺の地域社会、55km地区に尽くしてくれたFarid al-Qasim大佐に感謝の意を示しす」と
公式Facebookページを通じて木曜に発表した

「我々は新司令官(Salem Turki al Antari)大佐がもたらす指導力と新たな機会に興奮しており、この一歩は自由シリア軍が地域の安定を持続し、
55地区の安定化とイスラム国を打倒することになるだろう」と付け加えられている

シリア自由軍はシリアのEnab Baldadi新聞に対して、司令官の交代は通常通りで、問題などがあったわけではないと伝えた。
彼は、米政府が就任に対して妨害していないと伝えた。

Salem Turki al Antari は2014年にイスラム国に参加し、Abu Saddam al Ansariの名前で知られていた。
ISISは彼をホムスにあるBadia desert砂漠の司令官に命じた

2015年から2017年の間に、Salem Turki al Antariはイスラム国が行ったパルミラ占領とシリア軍の戦闘に加わり、
イスラム国はパルミラの教習時に、シリアが最も大切にしちえる文化遺産のパルミラ遺跡の一部を破壊した

その後の彼は2017年に、トルコが支援しているシリア国軍のAhrar al-Sharqiyah派閥に加わった。

アメリカが支援したクルド人が2017年位ラッカ(訳注 イスラム国本拠地)を陥落させた後、トルコが支援するシリア国軍はイスラム国の多くの兵士たちを、彼がいた派閥を通じてシリア国軍へ逃がすのを手伝った