https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240324/k10014401171000.html

「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、会社は25日、あらたに20人が入院していたことが判明したと発表しました。この問題で入院が確認された人はあわせて26人となりました。

一方で、名古屋大学特任教授で総合内科専門医の柴田玲医師は、「紅麹そのものが悪者というわけでは決してない」として、消費者には冷静な対応を呼びかけています。

※記事の最後に小林製薬が体調不良を感じる人を対象に設置した健康相談窓口について記載しています。

小林製薬は「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症したことから、「健康食品が原因となった可能性がある」として今月22日、この成分を含む3種類の機能性表示食品の自主回収を発表しています。

会社は22日の時点で6人が入院したと説明していましたが、25日、あらたに20人が入院していたことが判明したと発表し、入院した人はあわせて26人となりました。

このうち4人は現在も入院しているということです。

入院した人の詳しい病状や、入院を伴わない体調不良の訴えが何人いるかについては「確認中」としています。

イカソ