小林製薬の「紅麹」を使用したサプリメントで健康被害が確認されている問題で、岡山県内のみそ製造会社などが「紅麹」を使った商品の自主回収に向けて動いていることが分かりました。
この問題は、大手製薬会社の小林製薬が紅麹の成分を配合したサプリメントを摂取した人のうち少なくとも１３人が腎疾患などを発症したと発表したものです。
小林製薬によりますと、この紅麹は、食品メーカーなど５２社に供給されていたということで、全国で自主回収の動きが相次いでいます。
美作市の高見味噌店はこの紅麹を原料として使用していたとして、対象の２商品を自主回収すると３月２５日に発表しました。健康被害は確認されていないということです。
岡山県によりますと、このほか備前保健所管内のみそ製造会社、備中保健所管内の食肉製品会社も自主回収の意向を示し、現在、届け出の準備をしているということです。
一方、香川県では、現在までに自主回収の動きは確認されていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5aa2fbd93945953bc159e5a62f8aa3f967858517
