大谷は会見の中で「僕はもちろんスポーツ賭博に関与していませんし、ブックメーカーに送金していたという事実はありません」などと話し、送金についても知らなかったと発言した。

これを受けて、オンラインで出演した国際弁護士の高取芳宏氏は、「なぜ送金の情報に(水原氏が)アクセスできたかを含めて合理性が問題になる」と指摘。

「知らなかったということの立証に関しては前後の行動とか、証言自体の合理性の説明、他の人の言動との整合性が必要になってくる。
アクセス情報を仮に、別の件で、たとえば大谷さんをだまして取得したということになると、詐欺的要素が入ってくる。
会見でも窃盗だけでっはなく詐欺ということで、警察が動く必要だと言っていたので、そこがポイントかなと」と話した。

「横領」ではなく「詐欺」と「窃盗」の言葉が使われていた点については、「大谷さんの代理人は窃盗と詐欺ということなので、口座を管理・運用する権限までは水原さんに与えていなかったという認識だし、そういう証拠状況なんですね。

横領は権限があって、信頼を破壊して、信頼に背いて送金したということになりますから、大谷さんの代理人も念頭に置いてないし、会見でもあがってなかったのかなと」と語った。

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