上昇率が高い地点は
今回の地価公示では、大手半導体メーカーの工場が進出する地域や、外国人観光客に人気の地域が、上昇率の上位を占めました。

商業地で地価の上昇率が最も高かったのは、熊本県大津町大津でプラス33.2%。2位は同じ熊本県の菊陽町津久礼でプラス30.8%でした。

菊陽町では台湾の半導体大手TSMCの工場が2月完成し、隣接する大津町を含めた周辺地域で、関連する企業の事務所やホテルなどを準備する動きが地価の上昇につながっています。

3位は北海道の千歳市幸町でプラス30.3%でした。こちらも半導体の工場の影響です。千歳市では、先端半導体の国産化を目指す「Rapidus」の新たな工場の建設が進んでいて、関連する企業の事務所などの需要が高まっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240326/k10014402531000.html