https://hochi.news/articles/20240326-OHT1T51194.html?page=1

巨人は26日、新外国人のルーグネッド・オドーア外野手(30)の退団を発表した。開幕メンバーから外れるため2軍で調整するよう提案したところ、本人から米国に帰国したいとの申し出があり、球団は意思を尊重して受け入れた。

 開幕3日前の阿部巨人に大激震が走った。オドーアはオープン戦12試合で34打数6安打、打率1割7分6厘、0本塁打、0打点。本来の力強い打撃は見られなかったが、直近の2安打は一塁への全力疾走でもぎ取った内野安打で、右翼の守備でもスライディングキャッチを見せるなど、懸命なプレーを見せていた。それだけに開幕直前、公式戦に1試合も出場していない段階で衝撃の展開となった。

 レンジャーズなどでメジャー通算178本塁打。22年まで8年連続2ケタ本塁打をマークした左の長距離砲として期待され、推定年俸2億円の1年契約、背番号23で契約した。1月22日に正式発表となり、ビザなどの関係で来日は2月15日にずれ込んだ。宮崎での1次キャンプは参加せず、同16日の沖縄・那覇キャンプ初日から合流した。