「敵国の言葉なぜ学ぶの?」逆境の中でロシア語専攻の道を選んだ学生に聞いてみた ウクライナ侵攻開始時には高校生、周囲から冷たい反応も(47NEWS)
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福田 ソ連時代のイメージが強いようで、祖母にロシア学科を志望していることを伝えたら「ありえない」「何を言っているんだ」と冷たい反応でした。地下鉄で通学していますが、ロシア語の文法書を開いていると、見ず知らずの人から冷たい視線というか、「まともじゃないな」とけげんな顔をされたこともあります。「ロシアって…」という声も聞こえて。

菊田 学校の先生や両親、祖父母に反対されることはなかったですが、大学入学後は他学科の人たちの視線が痛いですね。知人からも「(ロシアは)北方領土取ってるじゃん」「なんで敵国の言葉学ぶの」「学んで何になるの」と言われて悲しくなりました。ただ冷たい言葉をかけられても、自分で決めた道なのであまり気にしていません。同じ志を持った仲間の存在が学習のモチベーションになっています。

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