「文系大学院生の就活イベントやサービスはそもそも少ない」。2023年春まで私大大学院で安全保障について学んでいた橋爪浩平さん(仮名、25)はこう嘆く。

大学院の学生を対象にしたイベントの多くが理系向け。
参加登録する際に選ぶ選択肢は「工学系」「理学系」「数学系」「その他」くらいで、
橋爪さんが専攻する安全保障はおろか、人文学系のものはなかった。


(中略)
就職活動を通して自分が少数派であることを度々体感した。自身の研究テーマは企業活動と結びつかない。
面接では研究テーマすら聞かれない時もあった。各社の社員の文系大学院卒の割合を聞いても「ほとんどいない」という返答が多かった。
採用担当者は文系院生の研究分野に最初から興味がないのではないかと感じてもおかしくない。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1699O0W4A210C2000000/?n_cid=SNSTW005