日本政府「博士の数を3倍にする。世界トップの博士大国目指す」 [237216734]
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https://www.asahi.com/sp/articles/ASS3V319MS3VULBH003M.html
文部科学省は26日、博士の数で世界トップ級をめざす「博士人材活躍プラン~博士をとろう」をまとめた。人口100万人当たりの博士号取得者を2040年に現在の3倍にするのが目標だ。大学院教育の改革や学生への支援強化で博士課程に進む学生を増やすとともに、産業界と連携して博士号取得者のキャリアパスを拡大するという。 学部卒業レベルで英強数強ならアカデミックも就活も転職も一切困らないしな
英強の最低ラインは英語でペーパー執筆と議論プレゼン交渉リサーチができる
数強の最低ラインは解析と線型代数を理解して数理統計学を使いこなせる
これって大卒の基準であって院とそれ以降で全く困らないレベルの基礎にすぎない
それすら満たしてないなら院行く・行った意味ないし研究無理だぞ 解雇規制は欧州大陸のがむしろ厳しい
解雇規制緩和はグローバルじゃなくアメリカに右へ倣えするだけでしかなくて政策的にこれやるのが全く正しいと思えないけどね
政策立案してる側が年功序列公務員や二世三世議員でまるっきり意味ない そもそも新卒一括採用ってたかだか戦時中か戦後始まったものでしょ
日本企業は日本軍の徴兵配属から運営まで日本軍のシステムをモデルにしてる気がする
アメリカのIT企業に限ればむしろ大学組織に近い >>507
日本の上場企業においても人材の流動性は諸外国のそれに比べて圧倒的に低い(むしろ人材の流動性が高いのは中小零細企業)
ちなみに特殊文脈的な技能やゼネラリスト人材というのは、日本企業における垂直統合型の企業構造と補完的で、これは藤本らが論じたように、現場レベルでのすり合わせ作業を通じて、自動車のような製造業における生産性の高さに繋がっているとされる
日本企業はこの三十年で半導体や電機において大負けしたが、自動車や製造装置などにおいては健闘しているのも、こうした日本企業特有の人的資本の性質のおかげともいえなくもない >>511
というかサラリーマン自体が戦後の高度経済成長期に広まったわけだしな
戦前のサラリーマンは「月給取り」のエリートという位置付け
それ以前はそもそも農業や商業の家業が多かったわけで 日本の上場企業全体は流動性高くするインセンティブはない
外資(日本で上場してない)+グローバル日系大手の一部上位ポジションは転職にインセンティブがある
単にそれだけでしかないしアメリカ基準の仕組みを単に当てはめるには商習慣も生活様式も価値観も違いすぎてどうしようもない
さらに雇用流動化を促進させる側はリスクとってない公務員や二世三世政治家
個人的には流動性高い転職市場がすでにあるおかげでとても助かってるけど
それを末端に広げようとする施策はリスクとってない安倍晋三みたいな「お前が言うな」層だと認識しておくべき >>512
2段落目と3段落目はSAP導入が日本でどうしても歪んでしまう理由と関連してきそうだね
現場が強いのは日本の良さだから生かすべきだと思う
その一方でグローバル外資的な別ルートもあるほうが結局は多様性が確保できると思うわ 質が伴わなわない肩書きだけの権威主義社会になるのかな。 >>513
だから本当の解決策は日本企業の軍隊モデルを解体することだよね
女性が役職につきにくい構造とかまさに軍隊がモデルだからだし >>518
確かに解体されてきてるね
中身あって尖ったベンチャーと既存の大手企業が協業したり
個人の大企業にフルリモートで有識者として(下請けでない形で)入り込んだり
テクノロジーやデジタル化でかなり変わってきてる >>512
電機や半導体は電動化以前の自動車より相対的にソフトウェア開発が重要でソフトウェアの開発が不得手だった日本が落ちこぼれたんじゃないの なにいまさら発展途上国みたいなこと言ってんだろうな まず数字、それがダメなんだってわからんのかな
どう実現するかの方が大事なのに >>516
日本の企業って、内を詳細に見る職場のエースみたいな
人が中小企業の社長みたいな雰囲気で、社内および社外
の調整していることが多い。
そういう人の個々人のアウトプットのスコープは狭い
けれど、ビジネスという観点でみたら一気通貫している。
そういう人が色々決めちゃうから SAP とかの想定を
超えちゃって、どうしてもということになるんだろうな。
こういうのが可能になったのは首が切られにくいという
日本の雇用制度に大きくよるものがあるだろうし、そう
いうことが出来る教育制度の運用があることは間違いない。
個人的にはこういうキャリアパスもあっていいと思って
いるし、おそらく外資にも長期的に考えれば多分受容
されうはず。
ただ、この方法ではフリーライダーがそこそこ発生する
というのが投入資本に対する効率性という観点から
見るといまいちなのも事実であり、そこは難しい。 >>520
日本は個人商店的になることが大きかったので、そこで
手におえなくなるスケールのソフトウェア開発でストール
したという印象。
筋論から言えば、大きな案件を国や銀行から受託して
下請けに投げている電電ファミリーがそこを担当している
はずなんだけれど、まああの人達は…だし。 世界基準の博士→自分でテーマの立案、サーベイ、問題設定および解決、世界へ向けての結果のプレゼンと、フィードバックをこなす
ジャップ博士→指導教官or先輩の手垢まみれのテーマをシコシコ進めてハゲタカジャーナルにぶち込んでシコシコ卒業 >>510
よく挙げられるOECDの解雇規制比較は解雇の困難さ以外の指標も含めた総合的な雇用保護の程度であり、むしろ欧州は解雇の金銭解決も認めているので解雇それ自体は日本よりも容易
事実、勤続年数でみると日本はイタリアとならんで先進国でもかなり流動性が低い部類に入る
https://i.imgur.com/4Nch14j.png
>>511
それはそうだが、そのことは俺の論旨と別に矛盾するものでもなんでもないけどね(逆に言えば、日本企業の終身雇用年功序列といった雇用慣行というものが、本質的に日本の文化に基づくものでもなんでもないということの証明でもある) 大学が減りまくる日本で博士3倍増やすはマジで草
そんなに国民を殺したいのかこの国は >>515
どうも根本的に勘違いしてるようだが、おれは海外において博士取得者が労働市場で必要とされる事情を説明しているのであって、別にそれ自体が望ましいとか望ましくないとか言っているわけではない
なぜ日本企業が博士号取得者をover educatedとして捉えるかというと、それは日本企業における終身雇用年功序列などの雇用慣行といった諸制度が日本企業における人的資本形成やその評価のあり方と補完的な関係にあるからであって、その基底にある雇用制度そのものをなんとかせずに、ただやみくもに企業に博士取得者を採用しろと急き立てても無意味だといっているだけ
もっとも、理論的に言えば、青木昌彦などが整理したように、産業型によってもっとも情報効率性が高くなる企業型というのは異なるわけで、たとえばソフトウェア産業などのモジュール型の産業においては、水平分業的な組織構造が比較優位となるため、雇用は流動化したほうがいいということになる(>>520)
また情報のグローバル化の進展によって、従来日本型企業が得意としてきた産業型においても、大学のような公的な機関やグローバル企業間のオープンな連携に基づく人的資本投資や研究開発が比較優位になってきている可能性もある
まあこの辺の議論は素人が闇雲に語っても無意味で、すでにアカデミックな分野で知見が積み重なっているものでもあるので、とりあえず藤本隆宏や青木昌彦らの文献でも読み込んだほうがいい
https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshikikagaku/36/4/36_20220730-67/_pdf あとインセンティブについていうと、そもそも解雇規制や資本規制のような実定法やそれに基づき歴史的に形成されてきた諸制度の枠組みにおいて人間は利益を最大化するように行動する(ホモ・エコノミクス)わけで、制度を抜きに個人のインセンティブだけ論じても何の意味もないだろう
たとえば強力な解雇規制が存在する経済では、外部労働市場がほぼ存在しないため転職のコストは増大するし、それを前提に企業は採用活動を行い、労働者はキャリアパスを考えるようになる >>517
もう日本の博士課程は権威主義社会
企業にブー垂れるだけのアホ博士ばっかり
そんなに博士としての仕事がしたいなら、自分らで起業して
博士が研究できる会社をつくればいいのに出来ない無能 安全基準を動かして安全にすると同じ思想に感じるわ
数を増やすって アホの極み
トップレベルまで成長した人材を見てから中国に引き抜かれるだけ
巨額の教育費を出した日本だけがバカを見る 就職口が増えて修士の2倍の給料もらえるならみんな行くだろ 確かに個人的に優秀な人間がいるのは確かだけど
日本政府主導で優秀な人間は生まれないやろ
日本政府にそんな能力があったら驚くわ
そんな能力があったら、こんな落ちぶれてないっての >>484
大学人が高卒を差別するのは意味が違う
学士修士の差をとやかく言うのも違う
なぜなら大学人が問題とするのは研究業績
高校生の書いた論文でも内容が良ければ評価する
高卒どころか中卒でも仕事ができたらいいんだよ >>484
あと、その考え方だと博士課程は「就職予備校」だ
やっぱり大学人自体が院を予備校化したがってるんだよね
大学人は学部生の就活を「大学を就職予備校化するな」と批判するくせに 現実的には
新卒一括採用を禁止して欠員随時補充にする
そうすると
退職者と同様なことができる経験者
>同分野の博士>同分野の修士>同分野の学士
の優先度で採用するのが自然な行動になる
転職も盛んになり必要な人材を必要なプロジェクトに集めやすくなる
また大学間格差を減らして博士>修士>学士であると社会に認知されるようにする
これによって修士や博士になるインセンティブが生まれる あと研究者には遊ぶ時間が必要だというなら若手研究者に遊ぶ時間作ってやれ
今の糞老害アカデミシャンどもが学外で勤労奉仕して金稼いで、それを若手研究者の研究資金として寄付したらいい
大学のパーマネントの席も老害アカデミシャンがみな引退したら若手が就けるだろうに
大学教員の雑務雑用もオマエラ老害アカデミシャンが引き受けたらどうか >>538
東大閥のセンセイ方がイキってるうちは
日本の大学間格差是正は無理だろうw 大学間格差については戦前は旧制高校制度で日本中の秀才を東大に集める仕組みだった
北大名大阪大には戦前には文系がなく今でいう高専的な位置付けだった
このため私大は早慶と言えども今の日大のようなマスプロの位置付けで東大とは大きく離されていた
しかし戦後東京に国公立大学定員が少ないのを補完するためもあって優秀な人も早慶に入るようになり東京ではかなり国公立と私大上位の差は縮まった いやいや博士増やすんじゃなくて待遇改善しろよ
あと就職先が無かったら意味ないよ 欧米だと博士号持ちは割とコンサル金融テックあたりに行ったりするけどわーくにはどうなんだ? 戦後しばらくは貧しかったこともあり地方の秀才が地元の旧帝国大学に進学する傾向が強かったが今は少子化とそこそこ豊かになったことと奨学金制度によって地元以外の大学でも行けるようになりかえって地方旧帝国大学の評価が下がるという皮肉な状況になっている トラック運転手に落ちぶれた博士を救済すれば増やせそう >>547
だから博士がトラックドライバーになって何が悪いんだよ?
社会のあらゆる職場に博士がいるような国は豊かだ >>545
別の人間が成り上がり上級として振る舞い出すまでの短期間だけな 博士号取得者をみな研究職につけようとするのが間違い
博士がトラックドライバーでも街の本屋さんになってもいいだろうに
研究職に就けない博士は落ちこぼれみたいな風潮がある日本の大学人は傲慢すぎる 東大閥のセンセイ方がイキっていて地方大を見下しているのを
アカデミシャンどもが容認追従している限り
日本の大学間格差是正は無理だろう 研究科後期課程単位取得満期退学
がいっちゃんナウい ニワトリとタマゴで日本にAIを開発するような会社が多ければAI研究の博士がたくさん就職できる
日本企業が先端的事業をやらないから就職先がない だから博士がトラックドライバーになって何が悪い?
社会のあらゆる職場に博士がいるような国こそが豊か
俺のいうことの意味が分からない博士は大卒以下だ >>556
それだと全くモーチベーションに欠けるからダメ
むしろ博士は減らすべき
増やすんならポストも3倍増で 産業界に人材としての自身も含む成果の買い取りを意識させるようなもの研究しない博士課程者と
そういった個々やチームの研究の尊重と個々が研究できる体制が作れない教授筆頭のヒエラルキー維持する大学の体制と
そういった個々の研究に投資しない民間金融と
そういった外部の研究成果と自社の事業計画や人材マネジメントをパッケージングできない日本企業
こういったそれぞれがそれぞれで問題抱えてるもののあわせ技だからなにか1つ一点突破でどうこうなるものでもない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています