40代男性が詐欺被害 家電量販店での電子マネー購入指示される 名張

三重県警名張署は3月27日、名張市の40代男性がうその電話で電子マネー10万円分をだまし取られる被害に遭ったと発表した。同署が架空料金請求の特殊詐欺事件として捜査している。
同署によると、22日午前11時5分ごろ、男性の携帯電話に音声ガイダンスの電話があった。案内に従って操作したところ、
NTTファイナンスを名乗る男につながり、「携帯サービスの未払いが約30万円ある。本日中に支払わないと裁判になる」「今日中に支払えば訴訟を止める。支払った金額の95%は返ってくる」などと言われた。
男性は指示通りに市内の家電量販店で10万円分の電子マネーカードを購入し、カードの番号を男に伝え、利用権をだましとられた。
その後、更に別の家電量販店に行くよう指示されたため、不審に思った男性がNTTファイナンスのホームページを確認。詐欺への注意を呼び掛ける案内を見て同署に相談し、同署が27日に被害届を受理した。
管内で今年発生した特殊詐欺被害は2件目で、総額は90万円。

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