小林製薬と共同で紅麹のゲノム解析を行っていた奈良先端科学技術大学院大学の金谷重彦教授が読売テレビの取材に応じ、「紅麹自体には毒性のある『シトリニン』を作る遺伝子が存在せず、誰かが意図的に毒物を混入することはあり得ないと思う」と話しました。そのうえで、タンク内に別の菌が誤って混入し、培養されやすい環境であったために、人体に影響を与えた可能性があるとの見方を示しました。

 奈良先端科学技術大学院大学 金谷重彦 教授

「最初に紅麹菌をタンクで培養する時に別の菌が入った。最近になってから失敗(未知の成分を検出)しているというのは、多分このあたりで違うカビが培養タンクに入ってきたんじゃないかなと疑わないといけない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8de5462395f5ce60a1292389f1b46f3e65509a5