「人手不足」倒産がハイペースで続く、2023年度は過去最多の可能性も 東京商工リサーチ

東京商工リサーチが2024年1~2月における「人手不足」関連倒産の状況を発表。新型コロナの鎮静化による業界の活性化や
インバウンド需要の回復により、サービス業などを中心に人手不足に陥っている企業の倒産が増えていることが分かった。

■毎月10件超えの高い倒産ペースが続く
22日、東京商工リサーチが2024年1~2月における「人手不足」関連倒産の状況を発表した。1月と2月に発生した人手不足に関連する
倒産件数はともに12件となり、2023年2月以降13カ月連続で10件超えの高い水準での倒産件数が続いている。

また2023年度(23年4月~24年2月)の累計倒産件数は150件となり、前年度同期比約2.2倍に大きく増加。これまで年度別で
最多だったのは2019年度の160件。23年度は月平均13.6件であることから、年度ベースで過去最多を更新する可能性が高くなっている。
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0326/zks_240326_3921842921.html