給食ふりかけ持参で生徒と市議会が対立「食べ残しの問題がふりかけに集約されてしまった」「決め方に危機感を持っている」
https://times.abema.tv/articles/-/10114578

兵庫県川西市の中学校で始まった“給食のふりかけ持参”が論争を呼んでいる。

 遡ること2023年4月。川西市長と中学生との意見交換会で、生徒から給食の食べ残しを防ぐために「ふりかけ持参を認めてほしい」との要望があり、教育委員会は同年9月から条件付きでこれを認めた。具体的には各家庭から1人1袋、友達などへ渡さないことだという。

給食でのふりかけ持参をめぐる是非は。『ABEMA Prime』では問題提起した黒田市議を招き考えた。

完全給食開始からまだ1年…“ふりかけ持参OK”の経緯

 反対を訴える日本共産党の黒田市議は「お弁当のふりかけだったら問題にならなかった。ただ、川西市は2022年の9月1日から週5日の米飯、全員喫食の完全給食がスタートしたばかり。28品目のアレルギー除去・対応を4000食、給食センターで実現しているところはほぼないだろう。それくらい頑張ってスタートした経過がある」と説明。