無人の食品販売店から商品を盗んだとして、警視庁王子署は窃盗の疑いで東京都北区豊島、無職、伊藤一喜容疑者(40)を逮捕した。調べに対し「将来の収入に不安があった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は2日午前2時45分ごろ、北区東十条の店舗でもつ鍋セットや魚介つけ麺など食料品8点(販売価格計1万3300円)を盗んだとしている。

王子署によると、伊藤容疑者は商品を盗んだ際、支払い用の現金入れに現金1千円だけ入れて逃走していた。在庫と売り上げが合わないことを不審に思った店の関係者が王子署に相談して発覚した。

近隣の防犯カメラ画像などから、現場近くまで車で来ていた伊藤容疑者の関与が浮上した。調べに「同じ店で他に2回やった」と供述しており、余罪を調べる。

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