ペットを飼っていると餌代や病気になったときの治療費など、さまざまな費用がかかるため「手放さないと生活保護を受けられないのでは?」と思われる方もいるでしょう。

実際に、ペットを飼っていることを理由に生活保護の申請が通らない事例もあるようです。

しかし、生活保護の受給要件にペットに関する記載はなく、また、支給された保護費の使い道に制限はないため「ペットを飼っていても生活保護の受給が認められるべき」という考え方もあります。

特に、ペットを飼っていることで心のよりどころや精神の支えとなっていると判断される場合は、受給が認められる可能性があるようです。


持ち家があっても受給が認められるケースとは?
生活保護を受給するにあたって、不動産は売却することが原則とされています。

ただし、生活保護の受給要件に「生活に利用されていない不動産は売却して生活費に充てる」とあるように、実際に住んでいる持ち家については保有していても生活保護の受給が認められる可能性があります。

例外として、資産価値の高い家だと「そのまま住み続けるよりも売却して生活費に充てた方がいい」と判断され、売却したうえで保護の要否が決められることもあるようなので一度確認する必要があるでしょうhttps://financial-field.com/living/entry-279596