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青森県消防学校に講師として派遣された際に受講生の女性と同意を得ずにわいせつな行為をしたとして、下北地域広域行政事務組合は28日、むつ消防署主任主査の男性消防司令補(42)を懲戒免職処分にした。

発表によると、司令補は受講生数人と飲酒を伴う懇談会に参加した後、マスターキーを使って女子寮の被害者の部屋に侵入し、同意を得ずにわいせつな行為をした。当時、講師はマスターキーを自由に持ち出せる立場にあったという。

日時や発覚の経緯については、被害者保護のため明らかにしていない。女性は警察に届け出はしないが、厳正な処分を望んだという。

また、県は同日、マスターキーの管理体制が不十分だったとして、県消防学校の校長と副校長、総務課長の3人を口頭による厳重注意とした。