日本語由来の「Isekai」がオックスフォード英語辞典に掲載 異世界に転移・転生する日本のフィクションのジャンルとして

日本語の「Isekai」(異世界)がオックスフォード英語辞典に掲載された。Isekaiの意味としては「異なる/奇妙な/見知らぬ世界に転移・転生する主人公をフィーチャーする、日本のSFやファンタジーフィクションのジャンル」とされている。
辞典では「アニメ・漫画・ビデオゲームで使われ、修飾語として頻繁に使われる」とも解説されている。
この件はイギリスのガーディアン紙が報道し、IGN USもそれを引用して報道している。
IGN USの記事では「Isekai」という用語について解説され、「私たちの現実世界とはまったく異なる世界でストーリーが進行すること」だと語ったストリーマーの話がピックアップされている。これは文字通り日本語の「異世界」の意味であり、
「我々が住むリアル世界とは異なる世界」のことを意味しているのだろう。転生(reincarnate)する場合は「Isekaitensei」だということが記事では解説されている。日本語でも異世界転生なのか異世界転移なのか、はたまた異世界召喚なのかは混乱するところだが、それは英語圏のアニメファンでも同じなのかもしれない。

https://jp.ign.com/anime/74214/news/isekai