https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2023/me240329.html

トロンボポエチン受容体作動薬「ドプテレット®」の追加適応症に関する契約締結のお知らせ

旭化成ファーマ株式会社新規ウィンドウを開きます(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木 喜和、以下「旭化成ファーマ」)は、このたび、Swedish Orphan Biovitrum Japan株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:金 哲大、以下「Sobi Japan」)とトロンボポエチン受容体作動薬「ドプテレット®」(一般名:アバトロンボパグマレイン酸塩、以下「本剤」)について、追加適応症である特発性血小板減少性紫斑病(免疫性血小板減少症)※1に関する契約(以下、本契約)を締結したことをお知らせします。

本剤は、待機的な観血的手技※2を予定している慢性肝疾患患者における血小板減少症の改善薬として2023年3月に日本国内で承認され、旭化成ファーマは日本国内における独占販売権をSobi Japanより取得し、同年6月から販売しています。また、本剤は、特発性血小板減少性紫斑病の治療薬として米国、欧州等で承認されており、日本では現在Sobiにより国内第Ⅲ相臨床試験を実施中です。
本契約の締結により、旭化成ファーマは追加適応症である特発性血小板減少性紫斑病においても本剤の日本における独占販売権を獲得します。

旭化成ファーマは、「ひとりひとりの“いのち”に真摯に寄り添い、豊かなアイデアと確かなサイエンスで、アンメットメディカルニーズを解決する」というミッションのもと、本契約を通じて慢性肝疾患における血小板減少症に加えて、特発性血小板減少性紫斑病に対する新たな治療の選択肢を提供することで、「病気を理由に、やりたいことを諦める人を、ゼロにする」社会を目指していきます。