[モスクワ 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した3月のロシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.7と、2月の54.7から上昇し、2006年8月以来約18年ぶりの高水準を付けた。新規輸出受注が5カ月ぶりに増加した。
PMIは好不況の分かれ目となる50を引き続き上回った。
S&Pグローバルは、新たな輸出市場や新規顧客の確保が海外需要の増加につなっがたとみられると指摘。
また、雇用が2000年11月以来のペースで増加したほか、在庫を再び積み増すために部品や材料の調達が顕著に回復したという。
一方、供給業者からの調達状況は物流や鉄道輸送の遅れでさらに悪化した。
それでもなお、企業の生産見通しは5年ぶりの水準に上昇した。


https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/4T7NTKZWXBMZRCZQN2SYKIXWBM-2024-04-01/