2024年4月1日 16時35分 読売新聞オンライン

 小林製薬(大阪市)の「紅(べに)麹(こうじ)」成分入りサプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題で、日本腎臓学会は1日、健康被害が起きた全国の患者47人の状況を発表した。

 主な病名として尿細管間質性腎炎、尿細管壊死(えし)、急性尿細管障害を挙げ、死亡例は含まれていない。

 これまで被害が明らかになっているサプリ「紅麹コレステヘルプ」に加え、一部の地域だけで販売された「ナイシヘルプ+コレステロール」の使用者も1人含まれている。この商品の被害が判明したのは初めてとみられる。

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小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」(同社提供)

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