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それハラスメントかも 新年度に職場環境を良くする8選

新年度が始まりました。同僚と日々過ごす中で、気をつけたいのがパワハラやセクハラです。自分では意識していなくても、相手にとっては嫌なことであったり、ハラスメントに該当したりします
相手へのリスペクトが重要
職場でのパワハラを防ぐために必要な措置を事業主に義務付ける、いわゆる「パワハラ防止法」が2020年に施行されました。

厚生労働省は「精神的な攻撃」「過小な要求」などをパワハラ6類型として定めています。「こういう言動はしてはいけない」という研修などがありますが、あまりに意識すると職場のコミュニケーションが減ってしまう恐れもあります。

年齢、性別に関わらず大切なのは相手へのリスペクト。お互いを尊重できているかについて話し合う「リスペクト・トレーニング」という研修をする企業もあります。

・パワハラ防止へ対話型研修 「グレーゾーン」見定め
・Netflix、ハラスメント対策講師国内2倍 映像業界が力
・「パワハラ該当せず」でも 改善なしはリスクです!
・丁寧な口調で長時間詰問… 「隠れパワハラ」どう防ぐ
「残業させない」もパワハラに
「バス運転手に残業が割り当てられず、総支給額が減った」。労働組合の訴えについて、広島県労働委員会は23年12月、組合の主張を認める救済命令を出しました。

正当な理由がなく特定の個人を残業から外す行為は上司によるパワハラと認定される恐れがあります。裁判となれば金銭的補償の理由になるので注意が必要です。

残業がないホワイトな職場が良いかというと、必ずしもそうではない場合があります。やりがいや成長を感じられない職場を示す「ゆるブラック」という言葉もあるそうです。働きがいのある職場環境をつくるのは一筋縄ではいきません。
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