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日立が服装自由の入社式 初の試みは…「少し色がついた」

4/1(月) 17:18配信

日立製作所は1日、東京都内のホテルで、入社式に当たる「キャリアキックオフセッション」を開催し、
新入社員約780人が参加した。今回初めて式典のドレスコード(服装規定)を自由にした。
同社コーポレート広報部によると「さまざまな年齢、国籍の人たちが働いている中で、多様性や個性を尊重したい」ことが狙いという。

日立は2022年4月入社の新卒採用から、リクルートスーツの着用は不要とする方針を打ち出しており、「多様性」重視の施策を行っている。

会場に集まった大半は黒やグレー、紺色のスーツ姿で、奇抜な装いの新入社員はいなかったが、
ネクタイをつけなかったり、ジャケットに襟なしのシャツを合わせたりする社員はいた。

ベージュのスーツを選んだ社員もおり、広報部の担当者は「少し色がついた、という感じでしたね」と苦笑いで話した。

小島啓二社長はセッションのあいさつで、日立がIT(情報技術)と社会インフラを組み合わせた
「社会イノベーション事業」に注力していることを改めて紹介。
「皆さんが、社会課題を解決する仕事を通して成長し続け、輝くキャリアを形成していただくのが私の願いだ」と呼びかけた。【安藤龍朗】


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