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小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」の原料を使ったサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、厚生労働省は、2日までに延べ177人が入院したことを明らかにした。
小林製薬が把握している健康被害の状況について厚労省は、2日時点で延べ998人が医療機関を受診し、入院した人が前日よりも11人増えて177人になったと発表した。
一方、小林製薬の本社がある大阪市は3日、横山市長を本部長とする対策本部を設置し、市が回収命令を出した3つの商品について流通している約86万個の回収状況の確認を行った。