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島根原発2号機再稼働 能登半島地震踏まえた安全対策申し入れ
04月04日 12時03分

中国電力がことし8月に再稼働させる計画の島根原子力発電所2号機について、平井知事は、能登半島地震を踏まえた安全対策を示すよう、中国電力と国に申し入れることを明らかにしました。

中国電力は、松江市の島根原発2号機をことし8月に再稼働させる計画を示しています。
この計画について、平井知事は4日の定例記者会見で、能登半島地震を踏まえた安全対策や、自治体の避難計画への影響などについて、中国電力と国に申し入れることを明らかにしました。
申し入れは、島根原発から30キロ圏内の境港市・米子市とともに行い、このうち中国電力には能登半島地震の際、石川県の志賀原発周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの一部で一時、データが得られなかったことを受けての対策や、住民避難を行う上での電力会社の責任などあわせて4項目について、4日午後に申し入れを行うということです。
また5日には、原子力規制委員会や資源エネルギー庁に対して、島根原発の安全性や自治体の避難計画に影響がないかなどを申し入れることにしています。
平井知事は「安全が第一義であり、現時点では明快な答えが得られていない。誠意ある答えをいただき、説明責任を果たしてもらいたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20240404/4040017474.html