効果がすごい「次世代ダーマペン」と称賛の嵐! "肌治療" の先端をゆく、韓国発「ポテンツァ」とは
まるでむき卵のような、ツルっとなめらかな肌に仕上げてくれると話題の美容医療“ポテンツァ”。美肌のほか、ニキビ跡や肝斑、赤ら顔の治療などにも使えるパワフルなマシンは、その効果の大きさから次世代ダーマペンと呼ばれることも。本記事では、銀座 高須クリニックで院長を務める高須英津子先生に、ポテンツァの基本知識、治療の仕組みや特徴、効果などを詳しくお聞きした。施術を検討する前に確認したい、ポテンツァの基本ガイドをお届け。
ポテンツァとは?
ポテンツァとは、RF(高周波)の熱エネルギーを利用し、にきび跡やにきび、しわ、毛穴の開き、肝斑など様々な肌トラブルの改善を目指す美肌治療機器。韓国で人気を博し、日本でも親しまれるようになってきた。大きく分けて、マイクロニードル(極細針)を使うものと、そうでないものと2パターンの施術がある。
1.マイクロニードルによる治療
ポテンツァの施術としてよく知られているのが、マイクロニードルを使った治療。マイクロニードルがたくさん付いた約1センチ四方のチップを、スタンプのように肌に当てて細かな針穴を開けていくことで、肌が本来持っている創傷治癒(=傷を治す力)を活性化し、コラーゲン生成を促すことで肌を再生させるというのが基本的なメカニズム。
【進化系ダーマペンと呼ばれる理由】
肌に傷をつけ、創傷治癒を生かして肌再生を図るという意味では、ポテンツァとダーマペンは同じような仕組みを持つ。ただし、ダーマペンでは穴を開けるだけなのに対し、ポテンツァでは穴を開けながら熱刺激を加えることが可能に。「針で穴を開ける刺激に加え、熱刺激も加わるため、2つの作用によってさらにコラーゲン生成を促すことができます」と高須先生。
さらにポテンツァは、ダーマペンに比べてダウンタイムも短くて済むように。「ポテンツァでは、熱刺激で毛細血管が焼かれることによる止血効果が期待できます。通常ダーマペンでは1週間ほど顔の赤みがありますが、ポテンツァでは2日~3日とダウンタイムが半分以下に抑えられるメリットがあります」。
【美容成分の注入もできる優れもの】
さらに専用のチップを使えば、薬剤を肌の真皮層へと浸透させることもできる。専用チップは“ポンピングチップ”と呼ばれ、薬剤を導入する施術を“ドラッグデリバリー治療”と呼ぶ。
「成長因子などを注入してあげることによって、創傷治癒との相乗効果でより肌再生を活性化することができます。創傷治癒に薬剤注入と高周波レーザーが加わったポテンツァは、ダーマペンと水光注射、フラクショナルレーザーが一体化したような機械です」。
特徴①:様々な肌トラブルに対応
ポテンツァの特徴のひとつは、針の長さや熱量を変えることで、様々な肌悩みに対応できること。
「むき卵のようなツルっとした艶肌を目指すこともできますし、くすみを軽減したり、熱の加え方によって肝斑を治したり、毛細血管をあえてしっかり焼いて血管量を減らすことで赤ら顔を治すこともできます」
肌悩みの大きな箇所だけ集中的に治療をしたり、どんな薬剤を注入するかによって様々な目的に対応できるというのもメリットのひとつ。
「脂性肌で、顔全体的に開いた毛穴にお悩みの方には全顔にしっかり当てますし、お顔はキメが細かいながら一部分だけニキビ跡が深い方や、頬の一部だけ毛穴が広がっているような方には、その部分だけ針の長さを長くしたりと工夫しながらそれぞれの肌質に合わせて施術をしていくことができます。そういった意味で今までのマシンに比べてより汎用性が高く、様々なお悩みの治療に使うことができる機械です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/46c492b1e8e133cce54dd795bf01bf60e5bda7dc?page=2