大分県剣道連盟の男性専務理事からパワハラを受けたとして、女性会員が連盟と専務理事に対し、慰謝料など165万円を求める訴訟を大分地裁に起こました。

訴訟などによりますと去年7月、大分市内のホテルで行われた県剣道連盟関係の祝賀会で、男性専務理事が女性会員に対しておよそ1時間にわたり、「おでこをつけて土下座しろ」などと、威圧的な言動を繰り返したということです。

女性は精神的に強いショックを受けたとして、連盟と専務理事に対し、慰謝料など165万円の支払いを求める訴訟を起こしました。

女性の代理人・上野貴士弁護士)「被害を受けた女性に対する何らかの謝罪や、補償の動きが開始されない。内部の自浄作用に任せることはもうできない」

県剣道連盟は「警察の捜査結果が出ていない段階で提訴したことについて、非常に残念に思う」とコメントしています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1092623