「普通においしかったです」という表現がまん延している。もうすでに定着している感じもあるけれど、
ここでいう「普通に」は、なぜ付けられているのだろうか。感覚として、ここ20年ほどで広がった感じがあるが、
なぜ素直に「おいしかった」ではいけないのだろうか。

最近も「鬼滅の刃」のキャラクターの名が付いた期間限定販売のおにぎりを買った人が、その味の感想を「普通においしいのですよ、うれしい」
とSNSに投稿していたのを見た。「普通」が「うれしい」につながることにも違和を感じる。
https://mainichi.jp/articles/20210228/ddv/010/070/002000c