岩佐姉妹がそろってV
そよさんは全国5連覇

「全日本一輪車競技大会ソロ演技部門」が11月23日に静岡県で開催され、枡形一輪車クラブ(徳田美江子代表)所属の岩佐そよさん(枡形中3年)が女子中学生の部で、妹・ほのさん(東生田小6年)が小学生の部で、それぞれ優勝を果たし、姉妹でそろって全国制覇した。

そよさんは、小学5年生から各年代の1位に輝き、5連覇の快挙を成し遂げた。

小1から同クラブで練習を重ねてきたそよさんは、小学4年生だった2018年に同大会に初出場し5位入賞。翌年に小学生の部で優勝し、毎年頂点に輝いてきた。

中学生最後の大会で「5連覇のプレッシャーもあり、本番前は不安でいっぱいだった」と振り返る。だが、曲が始まると「堂々と楽しく、落ち着いて自分らしい演技に臨むことができた。優勝できてほっとしている」とそよさん。

バラードでゆっくりとした曲と一体感のある演技を披露した。片足を上げて流れるようにスピード感を持ってバックで進むなど、高い技術を見せた。表情や目線、目力、指先にまで意識を向けて表現をすることにもこだわったという。
「演技フロア全体を存分に使うことでスピード感もあり、観客をひきこむ力を発揮した」と徳田代表は話す。

妹のほのさんも小1から同クラブに所属。小学3年生だった20年に同大会に初出場、2位に輝いた。翌21年は入賞を逃したが、昨年は3位だった。「今年こそは優勝するという強い気持ちがあった」とほのさん。初優勝を飾り「技もミスなく、納得した演技ができ本当にうれしい」と笑顔を見せた。

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