テレ朝、壽屋(コトブキヤ)株式18万株を追加取得、持分法適用会社に…IPやコンテンツ開発・展開でさらなる連携を深めるため
テレビ朝日ホールディングス<9409>は、この日(4月5日)、子会社のテレビ朝日が壽屋(コトブキヤ)<7809>株式18万株を3億3800万円で追加取得することを明らかにした。商工組合中央金庫から買い取る。これに伴い、壽屋は、テレビ朝日の持分法適用関連会社となる。実行日は4月8日を予定している。
同社グループでは、中期経営計画「BREAKOUT STATION! 新しい時代のテレビ朝日 経営計画 2023-2025」を推進している。同社グループの“すべての価値の源泉はコンテンツにある"という基本理念のもと、コンテンツをあらゆるメディアに360°に展開してコンテンツ価値を最大化してゆく「360°戦略」を推進している。そのなかで「アニメ・ゲーム事業」や「メタバース事業」を成長領域と位置付け、積極的な取組みを展開している。また、成長の好循環を生み出すための投資をおこなうため500億円の戦略投資枠を設定した。
こうした戦略に基づいて、テレビ朝日と壽屋の間で資本業務提携を開始したが、今回、両社の強みを活かしてIPやコンテンツの開発・展開においてさらなる連携を深めるため、テレビ朝日において壽屋株式を追加取得することにした、としている。テレビ朝日は、現在、壽屋株式106万株を保有しており、追加取得で124万株に増える(保有割合は12.89%から15.07%に上昇)。
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