大分県と同県教育委員会は5日、車を運転中に信号無視をして人身事故を起こしたとして、生活環境部の地方機関に勤務する係長級の男性(63)を3月27日付で減給10分の1(1か月)、臼杵市の県立学校の女性教諭(39)を2月7日付で戒告の懲戒処分にしたとそれぞれ発表した。

 男性職員は昨年4月7日朝、通勤中に大分市の県道交差点に赤信号を無視して進入し、女性(50歳代)の車に衝突する事故を起こした。女性はむち打ちのけがをした。

 女性教諭は2022年12月9日朝、通勤のため大分市内を運転中、赤信号にもかかわらず市道交差点に進入し、横断歩道を渡っていた男児をはねた。男児は左肘に全治約1週間の打撲を負った。

 2人はいずれも自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)で略式起訴され、男性職員は罰金30万円、女性教諭は罰金40万円の略式命令を受けた。ともに支払い済みという。

 県教委はほかに、車でスピード違反をしたとして国東市立中の男性教諭(30)と別府市立小の女性教諭(42)、同市立小の男性臨時講師(24)を3月12日付で戒告とした。

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