https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240405/3030023493.html
「国際バカロレア」導入目指す 県内初の県立高校 島田に開校
海外の大学入学資格を取得できる教育プログラム「国際バカロレア」について、県内の公立高校で初の導入を目指している県立ふじのくに国際高校が島田市に開校し、5日開校式と入学式が行われました。
県立ふじのくに国際高校は、少子化などの影響で3月廃校になった島田市の県立金谷高校の校舎を受け継いでいます。
5日は新入生92人を迎えて開校式と入学式が行われ、眺野大輔校長が「これまで慣れ親しんだ枠を超えて様々な課題と向き合い、学びを深めて成長してほしいと思います」と新入生を激励しました。
このあと新入生代表の袴田英昌さんが、「私たちは、自分の意思でこの学校を選びました。各々で決めた目標を達成するため日々努力することを誓います」と決意を述べました。
県立ふじのくに国際高校は、生徒の多様性を尊重するため、制服がなく、大学と同じように自由に時間割を組むことができるようになっています。
また、グローバル人材の育成のために再来年度から海外の大学の入学資格を取得できる教育プログラム「国際バカロレア」を県内の公立高校で初めて導入することを目指しています。
レーシングドライバーを目指しているという男子生徒は、「フレックスタイム制度を活用して自由になる時間を運転の練習に充てたいです。国際バカロレアにも興味があります」と話していました。