中国ではナシの木などを枯らす「火傷(かしょう)病」が拡大。市川市内のナシ農家も花粉の入手が困難になったことから、市は花粉生産のためのボランティアを募集した。
市内外から363人の応募があり、3月に事前研修を実施。3月27日~4月10日、1人当たり1、2日ずつ活動する。
 5日の作業は、ナシ農家の荒井一昭さん(68)の畑で行った。
事前に切り落とされた枝から、ボランティアたちは開き切っていない花びらなどを手作業で採取。
市内から参加した島田朋子さん(57)は「大好きなナシが食べられなくなったら大変と思い、ボランティアに参加した」と話していた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/319629