群馬県高崎市吉井町小暮の上信電鉄の踏切で、6日に同市内の小学4年の女児(9)が電車にはねられて死亡した事故で、電車の運転士が「踏切近くの家の庭から女児が犬を追って線路に入るのを見た」と話していることが7日、分かった。高崎署は「近くに犬がいた」という目撃情報を把握しており、事故原因を調べている。
上信電鉄によると、運転士は踏切の約100メートル手前で、住宅の庭から犬の後ろをついて来る女児を視認。約50メートル手前でさらに踏切に近づいたため、汽笛を鳴らして急ブレーキをかけたが、女児が犬に続いて踏切に入り、「間に合わなかった」という。

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