ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部のドネツク州に、北朝鮮労働者が派遣されたとの情報が浮上した。

デイリーNK内部情報筋によると、北朝鮮の労働者150人が今年1月、現地に送り込まれた。すでにロシアに派遣されていた人員ではなく、北朝鮮国内で新規に採用された労働者たちで

平壌国際空港から国営の高麗航空便でウラジオストクに到着し、そこからモスクワ経由またはボルゴグラード経由でドネツクに向かったという。このプロジェクトに関わっているのは、対外建設指導局と社会安全省(警察庁)傘下の3つの事業所だ。

北朝鮮労働者たちは現在、現地で住宅や学校、商業施設などの建物再建作業に携わっているという。

復興作業にはロシア人も参加しているが、彼らは主に通信、橋梁などの技術的な部門で働き、北朝鮮労働者は建物の復旧作業を受け持っているという。

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