お前ら3000円台のスウェットと2万円超の無地スウェットの違い分かるか? [303493227]
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コンビニなら3000円台なのに…なぜ、2万円超の無地スウェットが売れるのか?
2024年4月12日 11時0分 文春オンライン
以前、SNSで「スウェット」が炎上気味に話題となったことがある。その内容は「コンビニに売っている3990円のスウェットと3万3000円のスウェット、どちらに価値があるか?」というもの。「スウェットはしょせん消耗品」、「高価なのはブランド料」、「高級スウェットを着ると心が豊かな気持ちになる」など投稿された意見はさまざま。では、プロの意見はどうなのか? スウェットをこよなく愛し、これまで数々の工場の取材を経験してきた“日本一スウェットに詳しい編集者”、光木拓也氏(46)に見解を聞いた。(取材・構成/押条良太)
【写真多数】3000円台とは何が違う? 1~2万円を超えるスウェットを見る
https://news.livedoor.com/article/detail/26215990/ 全部同じに見えるのに…無地のスウェットの違い
――そもそも「スウェット」とはどんな服ですか? 「トレーナー」と呼んでいる人もいますが……。
光木拓也氏(以下、光木) 「スウェット」とは、コットンの平編みのニット生地のことを指します。表面はなめらかで、裏地はタオル生地のような起毛があるのが特徴。丈夫で伸縮性に優れ、汗を吸収しやすいことから、スポーツウェアとして用いられてきました。
ちなみに「トレーナー」は和製英語で、海外では「スウェットシャツ」と呼びます。
――インターネットで無地のスウェットを探したら、2000円台から3万円を超えるものまでさまざまなものが出てきました。一見全部同じに見えるのに、一体、どこに違いが?
光木 難しい質問です。洋服の値段には、生地やディテール、手間ひま、デザイン料などさまざまな要素が含まれますから。 コーディネートも簡単、大体どんな服にも合わせられる
――スウェットの場合はずばり生地でしょうか?
光木 生地はスウェットの命ですから、価格の差が生まれる要素のひとつです。ただ、僕自身は、スウェットはそれほど敷居の高い生地ではないと思います。
スウェットは「メリヤス」とも呼ばれていて、漢字だと「莫大小」と書くんです。「大小莫(なか)れ」、つまり伸縮性があって不均一である、といった意味があり、かなり昔、関西ではいい加減な人を「莫大小(メリヤス)みたいな奴やな~」と言うこともあったとか(笑)。それに糸もコットンですから、それほど高価なわけでもない。
――では、なぜこれほどの差が存在するのでしょう?
光木 そうですね。……スウェットって「白米」に似ていると思うんです。家でゴロゴロするときも、近所のコンビニに行くときも、街へ出かけるときも着る。コーディネートも簡単で、大体どんな服にも合わせられる。
ただ、白米には産地や品種、味などの差があって、当然、値段も違いますよね。人によってその差の捉え方は異なり、「味がまったく違う」という人もいれば、「どれも同じ」という人もいるわけで……。 (1)吊り裏毛を現代に蘇らせた「ループウィラー」
――なるほど。コーヒーやお茶にも通じるところがありますね。では、ひと言でいうなら、価値観や感じ方の違いですか?
光木 言ってしまえばそうです。でも、中には「値段相応、いやそれ以上の価値がある」と思うブランドもあるんです。たとえば、僕が20代の頃から愛用している「ループウィラー」。希少な旧式の吊り編み機を使い、正統なスウェットを作り続けている日本のブランドです。
――やはり生地が特別なんですか?
光木 スウェットの生地は、「裏毛」と「裏起毛」の2つに大別されます。「裏毛」は「裏パイル」とも呼ばれ、タオル生地のように小さな繊維の輪が無数に並んでいます。タオルのように柔らかく、吸水性や吸湿性にも優れています。裏毛のスウェットは薄手ながら保温性があるのが特徴で、春や秋は一枚で、冬はインナーとして、夏は羽織りモノとして重宝します。
中でもループウィラーの裏毛は、吊り編み機で編まれていることから、「吊り裏毛」と呼ばれます。 (2)リアル過ぎるヴィンテージ加工「レミ レリーフ」
――もうひとつのおすすめは……この雰囲気は古着でしょうか?
光木 いえ、こう見えて新品ですよ。「レミ レリーフ」という日本ブランドの定番「SP加工裏毛クルー」です。1930~1950年代のヴィンテージを踏襲したモデルですが、一番の見どころはレミ レリーフが得意とするヴィンテージ加工です。
――色褪せ具合といい、クッタリした質感といい、本物の古着のよう。
光木 古着の退色の原因は、空気中の酸素とスウェットの直接染料のアミノ酸が酸化結合して加水分解を起こし、炭素になって朽ち果てるから。そこでレミ レリーフは、わざわざ昔ながらの直接染料を使用して、ゆっくり時間をかけて退色させているんです。化学薬品を使ったヴィンテージ加工よりコストも手間もかかりますが、古着本来の自然なダメージを再現することができます。古着好きも舌を巻くほどのリアルな加工です。
――生地はループウィラーと違って、ガシッとしています。
光木 こちらのスウェット生地も裏毛です。裏毛に使用している糸は、アメリカのニューメキシコ州で栽培されたオーガニックコットンから作られています。もともとハリコシのあるこの糸を高密度に編み上げることで、しっかりとした裏毛に仕上げています。起毛していない裏毛なので、一年を通して着やすいです。 結論:高級スウェットを買う価値はある?
――こういったブランドがどんな風にスウェットを作っているかを知れば、値段の違いを理解できます。
光木 そうですね。ループウィラーもレミ レリーフも値段はそれなりにしますが、その分、コストがかかっていますし、大量生産が難しいですから。
――結論として、光木さんは、高級スウェットを買う価値があると思いますか?
光木 ブランドによっては買う価値はあると思います。ただ、スウェットに関しては、高い、安い、はそれほど問題じゃないと思うんですよね。
昔、あるスウェット工場を取材したとき、ベテランの職人さんに、その工場で作っている高級スウェットと、数千円で買えるスウェットとの違いを尋ねたことがあるんです。
すると、「そんなの誰もわかんないだろ」って(笑)。ただ、その職人さんはしばらく考えた後、「……ただ、何にも知らない小さい子供が両方を着たら、ウチのやつのほうが“気持ちいい”って言うと思う」と。
スウェットってそんな感じでいいと思うんです。もともと肩肘張って着る服ではないですから。僕自身、高いものを着たい日もあれば、肌触りがガサッとした大量生産された安いものを着たくなる日もあります。
朝、クロゼットの前に立ってスウェットを選ぶとき、頭に浮かぶのは、値段やブランドじゃありません。大切なのは、肌触りや雰囲気、背景にあるカルチャーがその日の気分にハマるかどうか。それが僕にとって最高のスウェットなんです。 毛玉のつきやすさとかが違うんじゃないの?
2万出して毛玉だらけになるのはなんか嫌だし 高いのは毛玉出来ない膝出ないつうなら買ってやるけど 違いは分かる
安い素材は感触が不織布に近く吸水性が悪い
ただし7 8千円と3万円の違いは分からないと思う
どのみち毛羽立ってくるような素材なので相応の値段の物で十分
高級ペットボトルを買うようなもん 1万超えると重さとかヘタレなさが段違いですね
毛羽立たないのもありますし
でも部屋着のスウェットならユナイテッドアスレのヘビーオンスとかで十分です
3000円もしないし頑丈です GILDANのやっすいスウェットは数回洗濯したらボロボロの毛玉だらけになったぞ
Championの定価一万以上するスウェットは頑丈だが >>19
ファミマが衣類の取り扱いを始めた
その中のスウェットが評判良くて>>1のような話題になった >>19
ファミマの3990円スウェットをバカにして大炎上。ほんとに「ファミマのアパレル」は質が悪いのか
―[メンズファッションバイヤーMB]―
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第462回目をよろしくお願いします。
「3990円スウェットシリーズ」のクオリティは?
“コンビニエンスウェアで3990円のスウェットを買うなら33000円で生地の良いスウェットを買ったほうが安いと思う。これが分からない人にはどれだけ言葉を尽くしてもきっと何も分かってもらえない。”
先日、ファッション関係者のそんなツイートが炎上していました。ここで言う「コンビニエンスウェア」とはファミマのプライベートレーベルのこと。最近リリースされた3990円スウェットシリーズを指します。
投稿者本人はおそらく(説明不足なだけで)悪意はないと思いますし、まさか今時「3990円のスウェット買うやつはアホだ」みたいな思考を持ってる業界人なんていないと信じていますが……それはさておき。
ここで話題になってる「ファミマのアパレル」ってどんなものでしょう? 実は先日近所のファミマに行き、全商品買い漁ってまいりました。ここではそんな今話題の「ファミマ・コンビニエンスウェア」について各アイテムレビューをしてまいります。
https://nikkan-spa.jp/1971886 ★これをバカにできる業界人はおそらく一人もいない
・スウェット パーカー くろ 3990円
https://nikkan-spa.jp/wp-content/uplo;ads/2024/01/7451430_1-550x550.jpg
スウェット パーカー くろ(画像:「ファミリーマート公式サイト」より、以下同)
前述の炎上した投稿者の方はほぼ間違いなくファミマのパーカーを触ってないと思われます。なんとなく安物の代表として「3990円のスウェット」と挙げてしまったのではないか。なぜなら服に携わるものなら触っただけでこのパーカーの凄さが理解できるからです。あり得ないですよ、これ。
3990円でUSコットンの裏毛。ヴィンテージライクな風合いが出せるUSコットンを使用した生地、厚さは古着のようにしっかりとあり、また洗いを施してわずかに起毛させており、往年のチャンピオンを思わせます。
GUも分厚いヘビーウェイトのスウェットを展開していますが、あれはポリエステルを含んだ裏起毛素材。裏起毛させると分厚い生地に感じやすいですが、同時に春には向かない防寒性の高いものとなってしまいます。 洗濯乾燥の型崩れにも強い本格的な仕様
裏毛のほうが適度な保温性を実現でき、春でも冬でもオールシーズン使えるのですが、なかなか裏毛で厚手生地は単価が高く、3990円の価格帯にハマりにくい。しかし、こちらUSコットン100%で裏毛素材というほかのどのブランドもやってない生地に挑戦。
さらにチャンピオンと同じく、生地を通常とは違う横方向で使用しており、洗濯乾燥の型崩れにも強い本格的な仕様。
加えてドローコードのハトメはポリッシュ仕上げのシルバーカラーで高級ブランド風になっており、コード先のチップはラバーを使い先にはわずかにファミママークを入れるあそび心も。 このクオリティを3990円で実現したのはファミマだけ
分厚い生地だけに乾きにくさはあるし、重量も少々あるので実用性はやや低め。ただ、その分ヴィンテージライクな印象が強いヘビーウェイトなスウェットになってるため、古着好き・ファッション好きにはたまらない完成度になっております。
このクオリティを3990円で実現したのはいまだかつてファミマだけでしょう。服好きなら間違いなくこのパーカーはまるはず。ぜひ手に取ってみてください。
もちろん実用品として選ぶならポリエステル素材のスウェットなどの方が乾きやすくシワになりにくく軽量のため便利。ファミマのアパレルは今まで「実用面」を意識したものも多かったのですが、このスウェットから読み取れるのは「本気でアパレル・服好きを取りにきた」ということでしょうか。
陳列や展開の仕方にはまだまだ難があるものの(試着ができない)、少なくとも製品クオリティはファッション感度の高いものになってるのは事実です。 いいやつは目が詰まってる
だが着ている本人以外誰も気にしない ループウィラーは生地買ってるだけってここで教えてもらった よく見たら胸の当たりにpradaとか書いてあるんだろ(´・ω・`) そんな良いものも1年着倒せば品質が落ちるし見た目もみすぼらしくなる
ユニクロGUを1シーズンごとに買い替える方がコスパ高い 吊り編みスエットを1年の半分くらい毎日のように家着して雑に洗濯して7年くらい着用してるけど確かにとてつもなく丈夫
さすがに袖のリブはほつれてきたけどそれ以外は全く問題ない
当時で2万近くしたけど今買うと3万くらいするだろう。結果的にコスパ良かったな着心地もいいしかっこいいし 安いのは生地テロンってしてるんだよな
パッと見高級感あるけど何回洗濯機にかけても風合いが出ない
ヴィンテージチャンピオンとか数万はするがあれじゃないと出ない風合いが確実にある 昔のユニクロパーカーとか3000円でアホみたいに分厚かった >>34
高いのだと全然落ちないです
厚みもあるので型崩れしないです
ユニクロGUはスタート地点から薄いし耐久性ないので
コスト考えると割高です アディダスの上下で8万のとミズノの4万のは分からなかった しれっと高値で売ればバカが買ってくれる
バカが好きそうな装飾で騙す モンクレールとPalmのコラボの上下着てるけど
ゆったり感いいよ
質感はまぁ普通にチャンピオンとかと一緒
自己満 ナイキとユナイテッドアスレとユニクロのスウェット買って着比べたけど
1番安いユニクロのが最も着心地がよかった >>31
ハイブラのスウェットはもう10万超えてる ヘビーウェイトのスウェットとかパーカーはかっこいいけど洗濯の時にすげえ嵩張るからな
何枚か入れたら洗濯機が殆ど埋まるからそこだけが弱点だわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています