「性欲を満たすためにコーチの立場を利用した悪質な犯行」 生徒に “性的映像要求” の中学バレーボール部 外部コーチに罰金30万円を求刑

中学校の運動部に所属する男子生徒に対し、性的な映像を送るよう要求したとされている外部コーチの男の初公判がきょう(4月15日)開かれ、男は罪を認めました。

熊本県少年保護育成条例違反などの罪に問われているのは、当時、熊本市の中学校でバレーボール部の外部コーチを務めていた小山佳祐(こやま けいすけ)被告(28)です。

起訴状によりますと小山被告は去年(2023年)9月、部員の当時13歳の男子生徒に対し、スマートフォンのビデオ通話機能で性的な行為を見せるよう要求したり、SNSを通じてわいせつな動画を送りつけたりした罪に問われています。

きょうの初公判で小山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

きょうは被告人質問なども行われ、小山被告は「男子生徒が嫌な思いをしているとはまったく感じていなかった。申し訳ないと思い、後悔している。」などと語りました。

検察は「自己の性欲を満たすためにコーチとしての立場を利用した悪質な犯行だ」として罰金30万円を求刑。

一方、弁護側は「著しい脅迫はしておらずアルバイトを解雇され社会的制裁も受けている」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

判決は4月26日に言い渡される予定です

https://news.yahoo.co.jp/articles/14f29d262f5bc330631d669605a008b25d18cc7f