真希・29歳・医療事務

 私は満員のバスで通勤しているんですが、常にサラリーマン風の若い男から触られていました。脱いだスーツで手元を隠し、胸を触ることもあれば、スカートの中へ手が入るなど狙う場所もさまざま。

 だけどこの痴漢、とても上手で手の甲が当たっているかと思ったら、少しずつスカートの上からクリトリスを圧迫するんです。

 激しくいじったり、撫でたりするわけじゃないので、抗議することもできないでいました。そこに指の背を置かれるだけで、バスが揺れれば愛撫されたのと同じ状態になり…。

 運転手さんが「揺れますのでご注意ください」と言った途端、激しくそこが擦られてイカされました。しかもあまりに感じて、ショーツにシミができるほど濡れてしまうんです。
 
 でも、「この人痴漢です!」と手を取って叫ぶ勇気もありません。彼は気の弱い私の心を見抜いているんです。
 毎回会社に到着するとすぐトイレへ入り、お尻のほうまでシミでベットリ濡れているショーツを穿き替えながら、「悔しい」と思うようになりました。

 心では拒否しているのに、体はオチンチンを求めているんだろうか…。
 そう考えたら自己嫌悪に陥りそうでした。この怒りをどこにぶつけようかと模索していたら、「やられたらやり返す」というハムラビ法典みたいな結論にたどり着いたんです。

 そこで私も痴漢の股間に手の甲を押し付けると、ペニスが硬く変化してくるのがわかります。相手も私のクリトリスに指を当て、どちらも動きません。しばらくすると、バスが揺れる悪路に差し掛かりました。床が細かく上下にバウンドするたび、ペニスの先端を激しく擦る状態になります。

 もちろん、私だって同じこと。どっちが先に果てるのか、まるでシックスナインの勝負みたい。だんだん頭が真っ白になってきたとき、急にペニス全体が石みたいに硬くなり、ピクピクと痙攣しました。

 顔を覗き込むと、彼は歯を食いしばった状態からガクンと前に倒れそうになって、吊り革をつかんでいます。 私はイクのを我慢しながら、ついに勝利したんです。痴漢をされながら痴女になった体験は、何度思い出してもアソコがじんわり濡れてしまいます。
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