北見工業大学は先月行われた一般入試で採点ミスがあり、受験生２人を誤って不合格にしていたことがわかったと発表しました。
大学は２人に謝罪するとともに追加合格とし、入学希望があれば認めることにしています。
これは北見工業大学が１６日、会見を開いて明らかにしたものです。
採点ミスがあったのは、先月１２日に行われた、一般入試の後期日程で出題された「物理」の問題です。
大学によりますと、今月１１日、大学がホームページに公開した模範解答を見た人から、「解答に誤りがあるのではないか」という指摘があり、大学が調べたところ、採点に使用した模範解答に誤りが確認されたということです。
このため、物理を受験した２６３人の採点をやり直したところ、受験生２人を、本来合格だったにもかかわらず、誤って不合格にしていたことがわかりました。
大学は２人や保護者に謝罪するとともに追加合格にしていて、入学の希望があれば認めるなど適切に対応することにしています。
会見で榮坂俊雄学長は「受験生や保護者、関係者に多大なご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と陳謝しました。
大学は今後、今回のミスの検証を行うとともにチェック体制の強化を図り、再発防止に努めるということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240416/7000066316.html
