「これ以上の緊張激化望まず」イランのライシ大統領 プーチン大統領と電話会談


イランのライシ大統領はイスラエルへの報復攻撃をめぐりロシアのプーチン大統領と電話会談し、「これ以上の緊張激化は望んでいない」との考えを伝えました。

ロシア大統領府は16日、プーチン大統領とイランのライシ大統領がイランによるイスラエルへの報復攻撃などについて電話で協議したと発表しました。

この中でプーチン氏は、中東地域に壊滅的な結果をもたらしかねない新たな衝突を避けるため、すべての当事者に自制を呼びかけました。
これに対し、ライシ氏はイランの攻撃は「やむをえないものであり限定的だった」と説明。「これ以上の緊張激化は望んでいない」と強調したということです。

両首脳は未解決のパレスチナ問題が中東情勢悪化の原因だとし、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦と外交的解決を求める立場で一致したとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e31e3145cec6a0a638a97163734d61ff68bcc85