38人から放置違反金一斉徴収 初の家財道具差し押さえも 埼玉県警

埼玉県警交通指導課は16日、駐車違反をした車の所有者で違反金を滞納していた38人に対して、一斉徴収を行ったと発表した。
県内の30代女性からはゲーム機といった家財道具を差し押さえた。県警が家財道具を差し押さえるのは初めてで、全国的にも珍しいという。
県警は「逃げ得は許されない。今後もしっかり徴収していく」としている。

県警によると、一斉徴収は10〜15日に実施。対象となったのは平成22年〜令和4年に滞納していた埼玉を含む1都8県に住む22〜80歳の
男女38人。このうち32人からは給与や預金口座などを、1人からはオートバイを、1人からはゲーム機など家財道具を差し押さえた。
4人は差し押さえるべき財産がなかった。

家財道具を差し押さえられた女性は29件の違反をして、納付すべき違反金は43万円に上っていた。
県警は、差し押さえた家財道具を競売にかけ、滞納している違反金に届かない場合は引き続き徴収するとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1580b4dceeff38af8e7ccf6f73cd020948d8623e