ウクライナ軍で痛恨の「内紛」発生、要衝の部隊入れ替え 火力弱体化
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ウクライナ軍は何年もの間、極右の過激派の一掃に努めてきた。ウクライナ国防省と過激派の最新の衝突は、これ以上ないほど悪いタイミングと場所で起きてしまった。

数週間のいざこざの末、国防省はこの週末、陸軍の第67独立機械化旅団を配置転換し、同旅団の幹部も入れ替えた。第67旅団は、ウクライナ東部ドネツク州でロシア軍に最も狙われている都市の、最も狙われている地区を保持していた。チャシウヤール市の運河地区だ。

とつながりのない兵士をぞんざいに扱った
右派セクターを率いていたドミトロ・ヤロシュは、1940~50年代にソ連の支配に抵抗したウクライナの民族主義者ステパン・バンデラの影響を受けたと公言している。バンデラは、ロシアとウクライナ東部ではナチの協力者とも見なされている。

明確にしておけば、第67旅団には最近、右派セクターとつながりのない兵士も多く加わっている。その一方で過激派も、問題になる程度には多くいた。