刑務所ではメガネなどの生活必需品を手に入れる際にも多くの手続きを踏む必要がある。
ほとんどの受刑者は両親や友人に手紙を出して手に入れるのだが、合沢さんは親や友人に迷惑をかけたくないと、購入代行サービスと呼ばれるものを利用していたのだという。

「何か欲しいときは、購入代行といわれる要介護の方の代わりに日用品を購入して配送するサービスを利用していました。
刑務所内への購入代行の場合は一回の利用で3万円から5万円で仕事を引き受けてくれます。当時はハズキルーペがどうしても欲しくて購入代行を利用して合計4万5千円で眼鏡を買いました。

担当の刑務官からは『金をドブに捨てている』と怒られてしまったのですが、外の友人や家族に迷惑をかけて、疎遠になりたくない私にとっては必要なものでした」

https://news.yahoo.co.jp/articles/56e5ef9ca863f11108ce8c165cc226860afe4354