【近大で天井落下】学生の頭頂部を直撃 全治3日のケガ パソコン3台も破壊

近畿大学で、教室の天井ボードが落下し、天井の下にいた学生が頭頂部を打撲するなどのけがをしました。

近大によると、今月8日、2時限目開始前の休み時間に、東大阪キャンパス17号館3階の301教室で、天井のボードが経年劣化で落下し、天井の下にいた理工学部の学生に直撃したということです。

学生は、頭頂部を打撲するなどのけがをしましたが、全治3日の軽傷です。
■天井ボードは1枚「90cm×1m80cm」パソコン3台も破壊

天井ボードは2枚落下しており、それぞれの大きさは90cm×1m80cmあります。
また、構造は2層で、一部分は、2層目の有孔化粧石膏ボード(90cm×45cm)のみが落下したということです。
この天井ボードの落下の衝撃で、学生のパソコン3台も破壊されました。

落下した天井ボードは、2003年の内装改修工事で施工されたもので、事故後の調査では、施工方法には問題がなく、2022年の定期点検では異常がなかったことを確認していたということです。

近大は、6月末までに、17号館の全教室の天井について、全面改修を実施するなど再発防止に努めるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/676e5a58f9ac7a93f3c6591b476fe6dc57c0c560