男女遺体発見の3時間ほど前…現場近くの防犯カメラに不審な車

栃木県那須町の河川敷で男女2人の焼けた遺体が見つかった事件で、遺体が見つかる3時間ほど前、現場近くの防犯カメラに不審な車が映っていたことが新たにわかりました。

この事件は16日午前、那須町の河川敷で、本籍が東京・台東区の宝島龍太郎さんと40代から60代の女性の焼けた遺体が見つかったものです。

警察によりますと、司法解剖などの結果、2人の死因はいずれも首を圧迫されたことによる窒息死で、女性はさらに頭蓋骨を骨折していました。

その後の取材で、遺体が見つかる3時間ほど前、午前4時すぎに現場から約1.5キロ離れた場所にある防犯カメラに、不審な車が現場方向から走り去っていく様子が映っていたことが新たにわかりました。

この事件をめぐっては、17日、20代の男が出頭していて、警察は、なんらかの事情を知っている可能性があるとみて任意で事情を聞いているほか、ほかにも複数の人物から事情を聞いているということです。

目撃した人によりますと、遺体を見つけた際、近くに車などがなかったということで、警察は複数の人物が、車で2人を現場まで運んだ可能性も含めて慎重に調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/114532b85e8596e0270551281c70c201570b4200