【ニューヨーク=山本貴徳】米誌タイムは17日、毎年恒例の「世界で最も影響力がある100人」を発表し、日本からアニメ映画の宮崎駿監督や社会学者の上野千鶴子氏ら4人を選んだ。

 宮崎氏については、米アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞した最新作「君たちはどう生きるか」を傑作だと評価し、「アニメ界の歴史で最も影響力のある監督」とたたえた。上野氏は、女性差別などに焦点を当てた著書が中国でベストセラーになっており、「結婚と出産への圧力に静かに反発する中国女性のロールモデル(模範)になっている」と説明した。

https://www.yomiuri.co.jp/culture/cinema/20240418-OYT1T50048/