過積載疑いのダンプカーが重量測定拒否し逃走か 運転手逮捕
04月18日 14時57分
過積載が疑われる土砂を積んだダンプカーの重量の測定を拒否し逃走したとして、運転していた自称会社員の５３歳の容疑者が逮捕されました。
ダンプカーの逃走先は無許可で土砂を搬入したとして、県が県外の業者に行政処分を出した桐生市の保安林にある土地だったということで、警察は関連を調べています。
警察によりますと１７日、みどり市の県道で警察官が制限を超える土砂を積んでいた疑いがあるダンプカーを見つけ、停止を求めたということです。
しかし、運転手は逃走して重量の測定を拒否したということで、警察は運転していた埼玉県の自称会社員、藤田一紀容疑者（５３）を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。
また、ダンプカーの逃走先だった桐生市川内町の残土置き場で、藤田容疑者に職務質問をしようとした際、パトカーから警察官が降りられないように助手席のドアを押さえつけて、職務を妨害したとして、茨城県の自称会社役員、大里宏和容疑者（４６）を公務執行妨害の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、藤田容疑者は容疑を認めていて、大里容疑者は「そのようなことはしていない」と述べ、容疑を否認しているということです。
警察によりますと、ダンプカーの逃走先は無許可で土砂を搬入したとして、県がことし２月、県外の業者に行政処分を出した桐生市の保安林にある土地だったということで、警察は関連を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20240418/1060016802.html
