(東京中央社)日本維新の会の馬場伸幸代表は17日、謝長廷(しゃちょうてい)台北駐日経済文化代表処代表(大使に相当)と面会し、東部海域で起きた地震に対する寄付金3千万円の目録を手渡した。
謝氏は政府を代表して謝意を示した上で、台日は災害発生時に互いを助け合う「善の循環」が形成されているとし、世界に広める価値があると語った。

馬場氏は寄付金について、維新の会の党員がポケットマネーを積み立てたものだと説明。台湾は貴重な、大切な友人だとし「お見舞いの心を届けさせていただいた」と語った。

また倒壊した建物では発災から数日で解体作業が行われたことや避難所に多くのテントが設置されたことに触れ「日本ではなかなかそこまで対応できていない」とし「ぜひ勉強させていただきたい」と述べた。

同席した井上英孝衆院議員は、1月の能登半島地震で台湾から支援の手が差し伸べられたことに言及した上で、お互いのやりとりの積み重ねが相互に助け合うムードをつくり出しているとの見方を示し「非常に歓迎したいことだ」と語った。
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