多度大社上げ馬リハーサル全馬が成功 土壁なくし傾斜緩やかに動物虐待批判受け見直し

 動物虐待との批判を受けて今年から構造を見直すことになった三重県桑名市の多度大社の上げ馬神事で、
5月の本番を前に馬に走らせるリハーサルが20日、現地で行われた。
多くの関係者が見守る中、9頭の馬がけがすることなく緩やかになった坂を駆け上がった。

https://www.chunichi.co.jp/article/887423

「上げ馬神事」、歴史上初めて事前訓練 壁をなくし緩やかにした坂で 三重県・多度大社

 5月、三重県桑名市の多度大社で行われる「上げ馬神事」を前に、約700年の歴史で初めて事前の訓練が行われました。

 毎年5月に行われる上げ馬神事は、馬に乗って坂を駆け上がり、最後にある高さ2メートルの壁を乗り越えた回数によってその年の吉凶を占います。

 しかし去年5月、1頭が脚を骨折し、その後殺処分されたことなどが動物虐待にあたるのではという批判の声を受け、
多度大社はことしから壁をなくし、坂を緩やかにするなどの方法に改めました。

 20日はこれまでの歴史で初めての事前訓練が行われ、緩やかに改善された坂の感触を確かめるように馬を走らせていました。

 上げ馬神事は5月4日と5日に行われます。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1126999?display=1