0001番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です ハンター[Lv.157][木] (ワッチョイW 3dc5-m6Kh)
2024/04/21(日) 02:17:25.00ID:TFyIyO170●?2BP(1000)日本の紙幣の原料に使われるのは「ミツマタ」という植物です。かつては日本でも多く栽培されていましたが、2005年以降は生産量が減り、その多くをネパールから輸入しているそうです。
「ミツマタ」はもともとネパールや中国が原産地で、枝先が3つに分かれることからその名がついています。ネパールでは「アルゲリ」と呼ばれています。
ミツマタが生えるのは標高1500mから3000mぐらいのところで、いまネパールでは55の地区で栽培が行われているとのこと。
ミツマタは病気に悩まされることはなく、牛や虫に食べられたりすることもないのですが、寒い時期は適切な乾燥状態にしないと腐ってしまうそうです。
収穫は植えてから5年後の10月から2月ごろ。含水率が高いと緑色になり、低品質扱いとなります。
官報や紙幣用の紙を扱う株式会社かんぽうでは1990年代からネパールで井戸掘りなどの慈善事業に取り組んでおり、やがて、ミツマタ栽培の手助けを始めたとのこと。
日本でのミツマタ栽培は高齢化を原因とする農家の減少などによって衰退していきましたが、ネパールからの輸入品が9割を占めるほどになった理由の1つは、2015年に発生した大地震。日本から専門家が派遣され、農家によるミツマタ栽培の支援が行われました。
https://gigazine.net/news/20240419-japanese-yen-nepal-argeli/