4月6日、新得町に観光農園がオープンしました。開いたのは、十勝地方で21路線を運行する北海道拓殖バス(音更町)です。会社の前身、「北海道拓殖鉄道」の駅舎などがあった遊休地約3万平方メートルの一部を活用しました。そこに建てた2棟の農業用ハウスで育てているのは、シイタケです。収穫体験を楽しむこともでき、オープン初日には多くの地元の人や家族連れでにぎわいました。観光農園の名前は「拓鉄キノコタン」。「北海道拓殖鉄道」の略称である「拓鉄」と、シイタケの「キノコ」、そしてアイヌ語で「集落」を意味する「コタン」を合わせて、「人が集まりにぎわう場所になってほしい」という願いをこめて名付けられました。名付け親の中木基博社長はこの新事業になみなみならぬ思いを込めています。
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/lreport/articles/300/100/98/